インビサートの字義は大きくなり深まっていくこと、拡大し膨張することですが、イスラーム神秘主義者たちは、全ての人々を受け入れ、優しい言葉や快い振る舞いによって他の人々を喜び満足させられるようにシャリーア(イスラーム法)で許された範囲内で心を緩めることを指して言います。全能の神と人間の関係という文脈においては、それは畏怖と希望が混ざり合った精神的状態を意味します。この状態を獲得した人々は神の臨在の前に恐れおののき、そして神の臨在からもたらされる歓喜のそよ風に吹かれて活気を得るのです。彼らは息を吸いながら畏敬の念を抱き、息を吐きながら歓喜に包まれるのです。